独特の構図で有名な本作。
左から右へ大胆な対角線に大きな材木を描き、木挽き職人が上から、もう一人は下から巨大な材木を挽く姿が印象的です。巨材を支える三又の足場、その間に見える富士山の姿も三角と、三角形を駆使して作り上げたこの絵は、一種の機構美を見る人に感じさせてくれます。その間をぬうような焚火の煙りと富士山を巻く巻雲によって構成され、この絵をさらに優れたものにしています。
宝暦10年(1760)〜嘉永2年(1849)
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葛飾北斎 遠江山中
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