江戸日本橋は東海道の起点でもあり、ご存知の通り江戸の中心でした。
北斎は日本橋そのものを描かず、橋を往来する人々の姿で街の活気や雑踏を表現しました。こうしたところに北斎の着眼点の素晴らしさを感じます。川を縦に見て、白壁の倉庫を左右対称的に描き、その頂点に千代田城の姿。そこから視線を左へずらすと富士山の遠景。西洋の画法を学んだ北斎が遠近法を巧みに使い、その結果、富士山は際立った存在感を示しています。
宝暦10年(1760)〜嘉永2年(1849)
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葛飾北斎 江戸日本橋
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