| 額なし | 額あり(木製枠アクリル) | 額あり(全面アクリル) |
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都座の楽屋頭取(多分篠塚浦右衛門)が、舞台で口上の巻を広げ、次に上場する狂言や役者名、役名を読み上げている姿を描いた作品です。
楽屋頭取とは、こうした口上の読み上げのほか、楽屋全体の取締りや舞台の進行をはかる役目で、かつては一流の役者ではないが芝居のこと、故実やしきたりのことに精通し、そのうえ役者たちにも顔のきく古参の役者がこの位置についていました。この表情から、その年輪のほどがうかがえ、写楽の顔面描写の卓抜さには驚くべきものがあります。世界の肖像画家としての技量は、この一図だけでも認められていいのではないでしょうか。しかもわずかな柿色の裃と藍地の単衣だけの色彩で、絵にこれだけの厚みと奥行きを出せるその色彩感覚には溜息すら出てしまいます。
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東洲斎写楽 都座楽屋頭取(篠塚浦右衛門)口上図
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